Social Impact Act

2020年6月15日

格差と差別とソーシャルインパクト

SIAの今井です。
 

 
こちらのメディアも当初は、勉強会の共有程度に始めたものですが、何かと、問い合わせを頂いたりと、いうことで。引き続き、色々なトピックを紹介していければと思います。
 

 

 
今回は、「格差」と「差別」についてです。
 

 
なにやら重々しい単語ですが、サステナビリティーやソーシャルインパクトを語る際には良く出てくるキーワードでしょう。


 

 
許容される差別と許容されない差別
 

 

そうした中で、「格差」自体は、一定程度であれば、許容されてしかるべきだが、「差別」はだめだというような議論があります。

「格差」自体もどの程度まで許容すべきかも議論がありそうですが、それとは別にそもそも「差別」というのは意外と奥の深い領域です

昨今では、ダイバーシティーの文脈などで、例えば、ある人が女性だからや、男性だからということで生まれる差については、世の中でも大きく取りざたされている領域です。
 

 
ただ、そうして考えてみると、一口に差別と言っても、「許容される差別」と、「許容されない差別」があるなと感じます。

例えば、「性別差別」は許容されない差別だとしましょう。
 

 
では、「能力差別」はどうでしょうか?
 
例えば、学校の入試は、性別での差別はニュースにもなりましたが、学力での差別は問題にはなりません。

私も別途、会社を経営していますが、一緒に働く方などについては、(私の判断が正しいかは置いておいて、)多様な能力によって、ご一緒するかなどを考えたりします。
 

 
どちらの会社であっても、入社試験などはそういった立て付けでしょう。

つまり、差別と一口にいっても、許容される差別と、許容されない差別があるのです。

こういうと、性別差別は生まれた時に決まっていて、本人にはどうしようもないものでの差別が禁止されていて、能力差別は、自身の努力でどうにでもできるので、差別されても正当というような意見が出てきそうです。
 

 
なるほどなと思う一方で、ホントにそうか?とも思います、続きはみなさんに考えて貰えればと思います。

差別とテクノロジー

実は、そうした文脈(格差や差別)と、ソーシャルインパクトということを考えると、一つのキーワードが出てきます。

テクノロジーです。

テクノロジー自体が、格差を助長するという考え方もできますが、違った見方をすれば、テクノロジーが格差や差別を吸収していくという側面があります。

例えば、パラリンピックなどを見ると、テクノロジーと組み合わさることで、オリンピック選手よりも、パラリンピック選手の方が、より高いスコアを叩き出す競技もあります。
 

 
社会課題や、格差・差別の緩和にいかにテクノロジーを活用できるかを考えてみることで、なにか新しいビジネスのヒントになるかもしれませんね。