Social Impact Act
2020年3月2日
最終更新: 2020年10月16日
国連サミットで採択された、17の持続可能な開発目標(SDGs)と連携し、地球と人類とが直面している最大の課題をテクノロジーで解決するスタートアップを発掘し、支援することを目的に、Extreme Tech Challenge(XTC)が開催されています。
今回は、そちらにも挑戦している、日本のスタートアップ企業を抜粋して紹介します。
Epistra(エピストラ)
ロボティック・バイオロジーとも呼ばれる、ロボットによる生命科学実験の自動化を目指す事業を展開するスタートアップ企業。(ライフサイエンス実験の自動化のためのソフトウェア及びシステム開発・販売・保守並びにそれらの受託を提供。)
実現すれば、再現性の危機や研究不正の問題が解決するだけでなく、日々単純作業に時間を費やさざるを得ない多くの研究者を解放し、SDGsの目標3「すべての人に健康と福祉を」にも貢献すると期待されています。
理研のロボット実験センターのプロトタイピング・ラボなどでも連携しています。
AmicaTerra(アミカテラ)
稲わらや竹、サトウキビ、セルロース系の材料を用いて、製品開発を実施するベンチャー企業。同社が開発するプラントファイバーセラミックは、ゴミプラや環境問題の背景からも注目されるプロダクトを開発しています。
具体的には、日用食器類やペット用フードボール、ストローや園芸用品類にも活用可能です。
PLANET TABLE(プラネット・テーブル)
生産と消費の間にある流通非効率や情報の壁を解消し、持続的な食料生産を支援するSENDプラットフォームを展開。
例えば、生産地では、『規格が合わないから出荷できない・・・』、『ニーズがわからないから、何を作れば売れるのかわからない・・・』と言った悩みを抱えています。
一方、都市部には生産者と繋がり、多様な食材・特徴のあるこだわり食材を求める需要者が多く存在しています。産地と都市を繋ぎ、産地に情報を・都市に食べ物を循環させ、「欲しい」と「ある / 作れる」を繋ぐことで、地域の農畜水産の持続的な発展・活性化を目指しています。
今回は、SDGsに挑戦するスタートアップ企業を紹介しました。
引き続き、ソーシャルインパクトに関連する情報を発信していきます。
※サステナビリティーやソーシャルインパクト、ESG・SDGsの企画や導入、ブラッシュアップなどを検討されている方は、ブティックファームのKI Strategy Inc.でも支援を実施しています。
お気軽にご連絡ください。