Social Impact Act
2018年4月6日
アメリカのSOCAPは、2008年以降、ソーシャルインパクトを意識した活動に対して投資を行いたい投資家、社会起業家や各界のリーダーを繋げるためのプラットフォーム作りを目指しています。
SOCAP(Social Capital Markets Conference)は毎年開催されており、セミナーの内容は公開されています。
今回は、「SOCAP17 - The Rise of Impact Seed Funds」に登壇したインパクト投資機関、Urban Innovation Fund、Reach capital、Impact Engine、Kapor Capitalを紹介します。
Urban Innovation Fund
Reach capital
また、子供向けの絵本や図鑑などを提供するEpicなどがあります。
Impact Engine
投資先企業として、BookNookなどがあります。
基礎的な読解力を構築するプラットフォームを提供しており、既出のUrban Innovation Fund、Reach capitalや、次に紹介するKapor Capitalからも投資を受けているスタートアップ企業です
Kapor Capital
今回は、アメリカで活躍するインパクト投資機関について紹介しましたが、エコシステムとしてインパクト投資が行われているという印象を強く受けるものです。
今回紹介した、インパクト投資企業はそれぞれ別々ですが、投資先のベンチャー企業は、共通しているところが多く、社会的企業が、一社のインパクト投資だけを相手にすると、投資された金額よりも、インパクトのエビデンスなど、情報開示や投資家対応にむしろコストが高くなるなどの懸念はかねてよりありましたが、複数のインパクト投資機関から投資を受けることで、結果大きな資金が集まることで、緩和されていると考えられます。
引き続き、インパクト投資に関連するトピックについても紹介していきます。