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LIPマイクロファイナンスフォーラム2016


マイクロファイナンスと保健医療

今回は、Living in Peace主催の、2016年の10月30日に開催された、LIPマイクロファイナンスフォーラム2016について抜粋して紹介します。

Living in Peaceは「機会の平等を通じた貧困削減」を目指す認定NPO法人です。

実際に下記のマイクロファインアンス機関を支援しています

※最新の情報は、Living in Peaceのホームページ等を参照ください。

・SAMIC:1994年に結核等の蔓延を防ぐことを目的に設立された、カンボジアのマイクロファイナンス機関です。

・TYM:ベトナム夫人連合によって1992年に設立された、主にBOP層の女性向けのサービスを提供しています。

Living in Peace 調査Gによる発表

・マイクロファイナンスの顧客の声などをもとに、金銭面だけでなく、健康面の問題の重要性を認識しました。

・一人当たりGDP約5000ドル付近までは、所得と健康の間に極めて強い相関を持っていると言われています。(ブレストンカーブ※1)


・南米のNPOのPRO Mujerは南米各地の約25万人に対して、マイクロファイナンスプラットフォームを活用し、医療プログラムを提供しています。

"産婦人科医、世界で働く" 竹中 裕氏

国境なき医師団や、JICAで活躍された竹中氏は、ナイジェリア、パキスタン、南スーダン、シエラレオネ、ソマリアなどで医療行為を行っています。

・2012年には、南スーダンへ、スコールなどが起きると、交通手段が遮断される状況にあり、病院に到着するまで6時間かかる地域もありました。また、竹中氏が赴任した州で言われたことが、「先生はこの州で唯一帝王切開ができる医者」ですと言わる状況です。

・2013年には、シエラレオネへ、未だに、怪しげな伝統医療が蔓延っています。シエラレオネでは、大学卒などのインテリ層でも、伝統医療を受けているという状況があります。

→WHOは、1万人に対して、最低22.8人の医療人材が必要と定めていますが、発展途上国では、総じて、医療人材が全く足りていません。

・発展途上国の医療情報では、「The Lancetに有用な情報が掲載されていることが多く、この分野に関心がある人は是非、チェックしてもらいたい。

"健康と貧困の切っても切れない関係" 白幡 利雄氏

・AMDAは、1984年に設立された保健医療とマイクロファイナンスに取り組んでいるNGOです。

・融資は3種類提供しています

 ・1年25回返済、総融資額の35%を強制貯蓄に回した上で、年利15%で返済するモデルです。

 ・半年で3ヶ月毎に1度、計2度の返済するモデルです。(短期ローンでニーズが高まっています)

 ・小規模事業ローンがあります。

・ユニバーサルヘルスカバレッジ(UHC)とは、すべての人々が、必要とする質の高い保険・医療サービスを、支払いの際に経済的な困難に苦しめられることなく確保している状態のことを言います。

そのためには、誰もが質の高い保険・医療サービスを低価格で受けられるようにする必要があります。

・貧困ペナルティーとは、低所得者であるが故にこうむる「不利益」のこと。そのペナルティーは「利子率」「水道代」「医療費」「食費」など多岐にわたります。

今回は、Living in Peace主催の、LIPマイクロファイナンスフォーラム2016について内様を抜粋して紹介しました。

引き続き世界の社会的インパクトに関連した活動を行う企業とその取組等を紹介していきます。

引用URL

・※1「Health, Inequality, and Economic Development」

https://www.princeton.edu/~deaton/downloads/Health_Inequality_and_Economic_Development.pdf

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