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シリーズセミナー「途上国ビジネスという選択肢」


第1回テーマ「アフリカ×起業」

11月29日に18:30〜JICA市ヶ谷ビル 2階 国際会議場で、「シリーズセミナー「途上国ビジネスという選択肢」が開催されました。

今回は、セミナーの内容を抜粋して、紹介します。

□講師(発表予定順):

渋澤 健 氏

コモンズ投信株式会社 会長

シブサワ・アンド・カンパニー株式会社 代表取締役

経済同友会 幹事

渋沢栄一記念財団業務執行理事

アフリカ起業支援コンソーシアム設立発起人

伊藤 淳 氏 

大学卒業後、アクセンチュア(株)にて、業務改革、グローバル展開の仕事などに従事。退社後、2014年6月よりウガンダにてWBPF Trainingを起業。現地社会人向けの人材育成・コンサルテーションなどを行う。2016年6月より、カンパラ市内・ウガンダ全域で宅配事業CourieMateを起ち上げる。

松下 優 氏

afuri代表

大学卒業後、地元である富士山静岡空港にて勤務。退社後、青年海外協力隊にてウガンダ共和国へ派遣。帰国後、フェアトレード会社にて販売経験後、「今までにないスタイリッシュなアフリカ生まれのブランド」としてafuriを立ち上げる。

渋澤 健 氏

アフリカとの関わりを感じたのは、世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)で、このファンドは「マラリア」「結核」「エイズ」を支援する2002年に組成されたファンドです。

2000年のG8サミットで、議長国日本が感染症対策を主要課題として取り上げ、追加的資金調達の必要性についてG8諸国が確認したことが、グローバルファンド設立の発端となったと言われています。

日本はグローバルファンドの「生みの親」とも言われていますが、日本ではほとんど知られていないことに気づき、広げていきたいという思いが強くなりました。

月日が流れて、2013年にケニアのプライベートエクイティーファンドの話を聞く機会がありました、その時にはすでに、アフリカは資源(は既にオーバープライス)以外についても、投資対象になっていると実感しました。また、インフラや資源ではなく、アフリカの人々の生活を支えることが、投資の妙味だと教えてもらいました。

それから、改めて、アフリカを勉強するようになりました。

ただ、ファンドを運用したり、管理するのを本業以外で行うのは、大変で、支援するファンドなら簡単にできるのではないかということで、企業から資金を募る為に、アフリカ起業支援コンソーシアムを立ち上げました。

このコンソーシアムは、日本の若手を応援したいという意図から立ち上げられたコンソーシアムで、最優秀賞は、250万円を最長3年間支援を実施します。

松下 優 氏

アフリカに興味を持ったきっかけは、WFPの「アフリカには給食がない」というCMを見たときです。地球上にはこういった場所があるのかということと、いつかアフリカに行ってみたいと思いました。

そして、青年海外協力隊として、ネリカ米の普及やクラフト指導をアフリカで実施した後、マサイ族が身にまとうマサイシュカなどの、アフリカの材料を用いたアフリカ雑貨を日本の生活に取り入れたい、そんな想いからafuriをはじめました。

現在、アフリカの材料を用いた、製品を販売しており、興味がある方は是非、ご覧になってください。

afuri http://afuri-jp.com/top

伊藤 淳 氏

アフリカとの関わりは、当時勤めていた会社の、コーポレートボランティアで、ケニアに訪れたのが契機です。

その後、人材系のビジネスを立ち上げて、マーケットサイズの小ささから、現在は、宅配ビジネスの展開を画策しています。

なぜ、アフリカでビジネスを展開しているかというと、イノベーションのポテンシャルを一番感じたからです。それは、気候変動や貧困やエネルギーなどの課題に一番深刻に向き合っている場所がアフリカだからです。

ただ、バイク便の宅配事業を始めるまでも、紆余曲折があり、2014年には、ものづくりのインキュベーションセンター「FABLAB KAMPALA」を設立し、政府からも予算獲得を約束して貰っていましたが、選挙の影響で政府の予算は飛んでしまいました。

また、人材ビジネスも展開しましたが、ウガンダでは、市場規模が小さすぎることや、自分以外のトレーナーが育たない、離れてしまうという問題があり、頓挫してしまいました。

お金もつきてしまったので、日本に帰ろうかとも思いましたが、まだ、やりたいこと出来ていないと奮起し、2016年にバイク便の宅配を始めました。

アフリカをはじめとした、発展途上国でビジネスを考えている人は、まず来て見ましょう。そうしないと頭で考えていない様々なことがわかりますと締めくくりました。

今回は、シリーズセミナー「途上国ビジネスという選択肢」というセミナーの内容を紹介しました。

引き続き世界の社会的インパクトに関連した活動を行う企業とその取組を紹介していきます。

イベントURL

https://www.jica.go.jp/hiroba/information/event/2016/161129_01.html


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