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途上国BOP層向けクリーンストーブを提供する社会的企業

途上国BOP層向けクリーンストーブを提供する社会的企業、BURN。ケニアの半数以上が現代的なエネルギーと清潔な調理設備にアクセスできません。マイクロファイナンス機関や信用協同組合と提携して現代的な調理器具を手頃なものにするための融資を実施。

途上国BOP層向けクリーンストーブを提供する社会
FIG. 01 / 途上国BOP層向けクリーンストーブを提供する社会PHOTOGRAPHY / ARCHIVE

BURN

ケニアの半数以上が現代的なエネルギーと清潔な調理設備にアクセスできません。

大多数の世帯は、非効率的であるばかりでなく、コストのかかる伝統的な木材等の調理皿に頼っています。

伝統的なストーブは多くの燃料を消費するため、ケニアでは1年に平均500ドルを木炭に費やしていると言われています。

また、木炭を燃焼させると、健康に有害な一酸化炭素やその他の有毒物質が放出されます。

世界保健機関(WHO)によると、毎年430万人の人々が屋内大気汚染に晒されて死亡しています。

木炭の過剰利用は環境にも悪影響を及ぼしています。家庭料理用の木や炭が、サハラ以南アフリカの森林破壊を促進していると言われています。

ケニアは自然豊かな、大草原のイメージをもたれている場合もありますが、実際はケニア国土の2〜3%しか森林化されておらず、土地劣化や干ばつのリスクが高まっています。

BURNの低コスト、高効率の調理用ストーヴを提供しており、他の平均的な商品に比べ、燃料消費を半分以上削減することが可能となります。

また同社は、マイクロファイナンス機関や信用協同組合と提携して現代的な調理器具をより手頃なものにするための融資を可能とするとともに、地元の小売業者と協力して流通経路を改善することで、顧客に簡単にアクセスできるようなビジネスモデルを構築しました。

ナイロビにあるBURNの製造施設は、トーブを地元で生産することで、100人以上のケニア人を雇用を生んでいます。

BURNのJikokoa(スワヒリ語で節約用ストーブ)は40ドルで販売されており、燃料消費量を56%削減することにより、ケニアの都市部世帯では平均年間250ドルまで節約とされています。また、炭素排出量を65%削減可能であるとしています。

Accumen社から投資を受けており、BURNは今後1およそ370万台の調理器具を販売していく計画になっています。

今回は、発展途上国の日常コストの節約と、健康状況の改善という、ソーシャルインパクトを目的とした、ケニアの社会的企業のBURNを紹介しました。

興味を持たれた方は、BURNのホームページを覗いて見てはいかがでしょうか?

引き続き世界の社会的インパクトに関連した活動を行う企業とその取組を紹介していきます。

参考URL

http://burnstoves.com/

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KI STRATEGY / 編集部

KI Strategy 編集部所属。ESG・サステナビリティを軸に、開示と意思決定を貫くロジックを編む。

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