世界でCSVを実践する企業や団体の具体的事例を紹介します。今回は、タンザニアでウオーターポイントを設営するMSABI、ケニアで廃棄物を利用するSanergy、カンボジアで農家支援を行うiDE、パラグアイで農業学校を運営する財団などを紹介。
ネスレ共通価値の創造(CSV)大賞とは?
2010年より実施され、生活の質を高め、さらに健康な未来づくりに貢献するというネスレの長期的な目標を支援する、栄養、水と農村開発における課題に取り組むビジネス指向のイニシアチブです。
受賞者は、ブラジルで開催される2018年世界水フォーラムでの登壇、アショカ フェローシップの獲得や、世界有数の社会起業家ネットワークの活用などが期待されます。
前回に引き続き、CSVを実践する企業の事例紹介を実施します。
発展途上国 CSV実践企業紹介
**MSAB**I
タンザニアの農村で、水、衛生問題に取り組む非営利団体です。途上国において、水の問題は大きく、ウォーターポイントの設営や水フィルターの普及などを実施しています。
水なども、無検討にウォーターポイントを設営することで、かえって地域間の争いなどのリスクもあり、それらをうまく、住民コミュニティーとコミュニケーションを取りながら実施しています。
ケニアにおいて、小規模の高品質衛生施設を地元のマイクロ起業家にフランチャイズし、地域の人の廃棄物を収集し、肥料やエネルギーなどの高付加価値副産物に変換するソーシャルエンタープライズです。
途上国の他の地域でも活用可能性のあるソリューションを提供している企業です。
**iD**E
iDEカンボジアは、カンボジアの小規模農家の農業生産性と収入を向上させる農業ビジネスアドバイザー(FBA)プログラムを提供しており、高品質の種子、肥料、プラスチック製のフェンシングや灌漑設備を提供する企業です。
FundaciónParaguayaは、パラグアイの貧しい農村地域に農業学校を運営しています。
日本では、就職する先となる”企業”が数多く存在しますが、途上国の国の中では、そもそも主要な産業がない国も多いです。
そうした際、いわゆる学歴やサラリーマンに必要な技能より、起業家的スキルや実践スキルの開発が求められるケースも多々あり、FundaciónParaguayaは、小規模で運営できる具体的技能(牛乳と卵の生産、オーガニックガーデニング、養蜂)を特定し、実習を行っています。
そうした活動が評価され、ネスレは、サンペドロの新学校に資金を援助しています。
今回は、発展途上国の現場において、"CSV"を実践される企業の事例を紹介しました。
引き続き、海外の素敵な取り組み事例についても、折をみて紹介していきます。
主に途上国でソーシャルビジネスや最近ではSDGsビジネス(BOPビジネス)を実践する企業について、データベース化しています。そうした企業に投資する機関も含め整理しています。
合わせてご参照ください。
#CSV #BOPビジネス #SDGs #ケニア #カンボジア #タンザニア #パラグアイ
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