国連責任銀行原則(PRB:Principles for Responsible Banking)は、PRIの銀行版として2019年に正式発足。6原則(整合性・インパクト/目標・顧客・ステークホルダー・ガバナンス・透明性)の構造と、社会的インパクトの標準化への意義を整理する。
国連環境計画金融イニシアチブは9月、国連責任投資原則(PRI)の銀行版となる「国連責任銀行原則(PRB:Principles for Responsible Banking)」が正式発足したと発表し、一部で話題となりました。
責任銀行原則では、原則(整合性、インパクトと目標設定、顧客、ステークホルダー、ガバナンスと企業文化、透明性と企業責任)を効果的に実施し、銀行が生み出すインパクトや 社会への貢献を継続的に高められるよう三つの主要なステップが求められています。
・ インパクト分析 ・目標設定と実施 ・説明責任
ちなみに、署名から4年以内に原則実施の体制を整えることが求められています。
インパクト評価については、経済・環境・社会に重大なポジティブなインパクトとネガティブなインパクトを及ぼしている状況を分析します。
その上で、ポジティブを延ばし、ネガティブを如何に減らしていくかを模索するものです。 また、目標はSMARTであることが求められています。
S(Specific:具体的)、M(Measurable:測定可能)、A(Achievable:達成可能)、R(Relevance:関連性)、T(Time-bound:期限あり)
インパクト評価について、その範囲の特定には、ツールなども提供されています。

注意点としては、 対象となる事業やプロジェクトからもたらさ れるインパクトの特定に主眼が置かれており、企業評価に活用する際には、拡張して利用していくことが求められます。
関連レポートのリンク
・「 ポジティブ・インパクト金融原則 」 ・「ポジティブ・インパクト不動産投資フレームワーク」
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