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執筆者の写真Social Impact Act

カーボンニュートラルやサステナビリティ領域の新規事業開発について

Social Impact Actの運営会社でもあるKI Strategyは、早いもので、7期目の中頃になっています。 小さいながら毎期成長を続けておりますが、出自としては、SIAのテーマでもあるサステナビリティやESG領域の戦略系の案件からスタートしました。 今では、新規事業開発、また最近多いのがBDD、PMI、また中期経営計画など裾野は広がり続けておりますが、やはりサステナビリティやESG領域のご相談も根強くあります。 そんな中、サステナビリティやESG領域、特にカーボンニュートラルに伴う、新規事業開発のテーマについてが本日のお題です。 具体的には、例えば、 ・中期経営計画で成長戦略の一つとして関連領域を掲げたが、具体的な事業創出に向けた取り組みが進められていない ・TCFDなどで気候変動に伴う機会の洗い出しは行ったが、具体的なアクションが決まっていない  などの課題をお持ちの企業も多いのではないでしょうか? こちらよくよく考えると、サステナビリティやESG領域だけでなく、中計で定めたけどや特定のグループや部署の目標にはしたものの、具体的なアクションがというのは、よくある話ではあります。


特に、カーボンニュートラル周りについて、特にプライム企業については、TCFD開示が実質的に対応していないところを探すのが難しくなってきている一方で、支援会社についても、よくあるフレームワークに埋めることを目的とした、内容整理も増えてきている印象があります。 つまり、他社でも上がっている、代表的な「機会」と「リスク」、またそのインパクトを「大中小」などで表し、一旦、終了というようなもの。 一方で、そちらでは本質的にあまり意味もなく(とはいえ、もちろん最初から100点を目指すのではなく、まずはスタートということを重視するという目的ではいいのかもしれませんが)、実際、一度作ったが、作り直したい、もしくはアップデートしたいという要望も増えてきてます。 なぜTCFDを新規事業開発のテーマで出したかとういと、事業開発のテーマ選定などにも、本当は役に立ちうるものだからです。 TCFDではそれぞれの企業の業績における主要な事項や変数が、気候変動に伴ってどのように変化するかを最低限考察することを推奨しています。 こちらのプロセスを深ぼっていくと、事業開発のテーマが結構でてくるものです。 本当に例えばですが、「家」を中心にビジネスしている会社であれば、気候変動に伴い、どのような動向があるか「家」を中心に考察しますし、道であれば道、コンデンサであればコンデンサなどで深追っていきます。 バリューチェーン上で利益率が高い領域の探索につながるかもしれませんし、例えば、関連規制などを見ていくと、フロン規制でこちらの建て替え需要沢山でてくるね、でも支援会社少ないな・・・みたいな見立てが出てくれば、事業開発のネタになったりするわけです。 その為、業界知見を持つ事業部や、技術者がいればそちらをグループに入れ込むことも一案ですが、あまり社内に知見がないようであれば、外部のリソースを活用することも可能です。 ------------------------------ 例えば、弊社、サステナビリティやESG領域、特にカーボンニュートラルに伴う専門家プラットフォーム『Sasla(サスラ)』などもその一環で拡大してきています。 https://sasla.jp/ 弊社自身のコンサルでのBDDや中計策定時にも登録いただいている方に知見提供を求めていますが、もちろん、様々なテーマやニーズでご対応可能ですので、ニーズある方はお気軽にご連絡ください

------------------------------ サステナビリティやESG領域、カーボンニュートラルなどについては、欧米各社が様々なビジネスモデルを提案しだしており、国内においても、様々なインセンティブ設定(カーボンプライシングや、ある意味ガバナンスコードなどもその一つ)やビジネスチャンスもある領域かと思います。 関連領域の事業開発などを検討されている企業におきましてもお気軽にご連絡頂ければ幸いです。 https://www.kistrategy.co.jp/

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