政府は、2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す方針を示していますが、これらを踏まえ、「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」が策定されました。
SDGs関連のトピックにおいて、よく耳にするようになりましたので、もしも読まれていない方は参考にしてみてください。
レポートはこちらから。
論点を整理すると下記が策定されています。 ・サステナビリティーへの対応を、経済成長の制約やコストとする時代は終わり、国際的にも、成長の機会と捉える時代に突入している
・また、そうした領域に挑戦する企業を政府としても全力でサポートする
・中でも、成長が期待される産業(14分野)において、高い目標を設定し、あらゆる政策を総動員していく方針。
・その14分野とは、下記が掲げられています。
エネルギー関連産業
海上風力産業
燃料アンモニア産業
水素産業
原子力産業
家庭・オフィス関連産業
住宅・建築/次世代太陽光産業
資源循環産業
ライフスタイル産業
輸送・製造関連産業
自動車・蓄電池産業
半導体・情報通信産業
船舶産業
物流・人流・土木インフラ産業
食料・農林水産産業
航空機産業
カーボンリサイクル産業
・その上で、企業の現預金(240兆円)を投資に向かわせるため、意欲的な目標を設定。
・予算、税、規制・標準化、民間の資金誘導など、政策ツールを総動員し、グローバル市場や世界のESG投資(3,000兆円)を意識し、国際連携を推進していく 例)(独)NEDOに10年間で2兆円の基金を造成、 ・また税制優遇や、トランジション・ファイナンスを推進していく方針とのことです。 今までいわゆる国家戦略は失敗する・・・というジンクスを語る方もいますが、興味をお持ちの方は是非原文をチェックしてみてください。
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