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「Remote Work for Design Teams」 リモートワークで創造性を担保するためには?

昨今コロナの影響もあり、リモートでの打合せが増えてきました。 KI Strategyでも半年近くリモートワークが基準になっています。 そうした中、海外のデザインファームの、InVisionさんが「Remote Work for Design Teams」というレポートを出して話題になりました。 レポートは無料で誰でもダウンロードできますので、ご関心をお持ちの方は是非! レポートは、こちら


レポートの主題は、リモートワーク下でいかに、創造的な業務を行うことが出来るか?です。特に、リモート打合せにおけるヒントなどが紹介されています。 その中で特に、示唆があるのではないかと考えられるポイントを絞って紹介します ・リモート打合せのキーはファシリテーター リモート打合せをする際に、その打合せは誰がファシリテーターか明確にしていますか? それを明確にしてから打合せを実施するようにすることを推奨しています。 リモート打合せでは、リアルミーティングと違い、場の空気間などから、発言を控えたり、発言すべきかが分かりにくかったりします。 そうした空気をファシリテーターがしっかりコントロールすることが求められます。 ・アイディアは自由に出させるような仕組み化を リモートワークの環境整備は一丁目一番地で、レポートにもslackやzoomなどが紹介されていますし、「Notion」などのクラウドツールを活用するファームも増えている印象を持っており、個人的には割とおすすめしています。 Google ドキュメント、スプレッドシート、Trello、タスクアプリ、GitHub Wikiを合体させたようなイメージです。

・RACIを明確に! ファームプロジェクトでたまに聞く単語かと思いますが、リモートワークでも重要としています。以下の頭文字をとってRACI ・Responsible(実行責任者) - タスク達成のために働く責任者。 ・Accountable(説明責任者) - タスクの完了や進捗など、外部含めて説明する者 ・Consulted(協業先) - 意見を求められる者。双方向の対話。 ・Informed(報告先) - 進捗を常に把握する必要がある人 RACIは一つのフレームワークですが、色々な人が、プロジェクトを円滑に回す際に、人員をどのように分類して、役割を明確にするべきかを考えて生み出されたものなので、参考にしてみてもいいと思います。 もちろん、多少カスタマイズしたり、言葉の定義などは、プロジェクト毎に若干違うかとは思いますが、リモートワークでも重要な観点です ・リーダーシップの重要性 リモートワークにより、社内の権威が失墜しているというニュースを目にすることがありますが、リモートワークでクリエイティビティーを発揮するためには、リーダーシップが求められるとしています。(また、その対極にある、マルチタスクはレポートでは否定的です) これは、リモートでなくても重要なのでは?という観点もいくつかありますしたが、当たり前の環境を整えることが一番難しいともよく言われます。 関心をお持ちの方は、是非、原文にも目を通してみてくださいね。

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