Social Impact Act

2018年10月13日

経営に活用!SDGsを成長戦略に!埼玉中央青年会議所講演資料

最終更新: 2020年8月6日

経営に活用!SDGsを成長戦略に!講演会

SIAの今井です。

10月9日(火)にJCI 公益社団法人 埼玉中央青年会議所において、「経営に活用!SDGsを成長戦略に!」というお題で講演を実施させて頂きました。

そちらで活用した資料をアップしておきました。

ご関心をお持ちの方はご参照ください。

当日の内容について、メモベースとなりますが、追記しておきます。

・参加者は、青年会議所メンバー:約80名、一般来場約:40~50名程度で、約120~130名の方がご参加

・属性としては、経営者 > 民間企業勤務者 > 学生 > 公的機関勤務者

※半数以上が会社経営者

・LD Labの目的としては、「SDGsという単語をはじめて聞く方に、そういうトピックがあるということをまず認知してもらい、企業における将来の成長戦略や経営戦略を考えるきっかけとして貰う」

・あまり事例を紹介してしまうと、うちと関係ないということで終わってしまうことを危惧し、考えるきっかけの材料を提供

◆懇親会などでのフィードバックを含めた感想

・学生の参加者が多数などの背景も含め、やはり「飢えてない世代」において、単にお金ではなく、「やりがい」や、「意味」などの訴求の重要性

・現場企業として、ISOやCSRには正直、、、という中で、ルールではなく目標として、自由な発想で社会課題をビジネスとして解決するという観点の獲得

◆個人的な所感

・SDGsという目標はそのままでは高尚すぎる?為、因数分解の重要性

→その為に、本来は各々の会社の状況に応じて、適切な形での活用の方法を一緒に考えて行くと良い訳ですが、弊社に関しても、時間・リソースの観点から、結果、比重が大手企業によってしまい、全ての会社を相手にできないというジレンマはある

・「認知」と「実際の活用」には、一つのハードルがある

→どうやって認知を広げるか?という観点と、どう活用するか?という観点は切り分けるべきで、「知っていること」と「出来ること」は違う訳だが、大企業においては、少なくとも担当者ベースの認知度は上がってきているように思われる。

中小企業における「認知拡大」は、地道な活動を実施していては、すぐ2030年になっているという懸念はわからなくはなく、メディアや国が果たす役割も大きいとは思われる。

実際の「活用」については、繰り返しになるが、学者ではなく、実践者である経営者においては、ベストプラクティスを知識として得るよりも、SDGsというツールを知ってもらい、使い倒してもらった方がいいと個人的には強く思う。

歴史に「もしも」はないと言われるが、日本が取り残されたと言われる、一昔前のインターネット企業の勃興においても、おそらく学者や識者が、ベストプラクティスを探し普及する活動よりも、HTMLの書き方だけを教えて、使い方はそれぞれが考えてもらった方がいい事業が生まれている確率は高かったのではないか。

マックザッカーバーグもGoogleもアマゾンも、事例調査をして、ビジネスを作った訳ではないので、経営戦略やそもそもの企業戦略にSDGsをと検討されている実践者の企業や経営者は、自由な発想を持って、気軽にSDGsというツールを活用してみてはいかがでしょうか?

もしも、関連トピックでお困りの方などいれば、お気軽にご連絡ください。

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