海洋プラスティック問題 G7で世界各国の具体的な対策を促す海洋プラスチック憲章が採択されるなど、昨今、海洋プラスティック問題を耳にすることが増えてきました。 人類が生活の過程で、生み出したプラスティックゴミが、海に漂流し、食物連鎖の中に組み込まれたり、また環境を破壊しているのではないか?という課題です。 「The World Economic Forum」が、「The New Plastics Economy Rethinking the future of plastics」という論文を発表しています。その中で、重量で比べた場合、2050年までに魚よりもプラスチックのほうが海に多く生息するのではないか?という予測を紹介しています。 ルワンダのように、環境配慮などの観点から、買い物時などのプラスティックバックが禁止される政策が取られる国もありますが、ほとんどの国でプラスティックは様々な用途で利用されています。 「The World Economic Forum」の同論文によると、プラスティック生産量は右肩上がりに増加し、2014年には311MTに
SDGsインデックス&ダッシュボード 2018 SDSN(Sustainable Development Solutions Network:持続可能な開発ソリューション・ネットワーク」)とドイツのベルテルスマン財団が共同で、「SDGsインデックス&ダッシュボード 2018」が公開されています。 日本は、前回の2017年度版の順位11位から15位に後退していますが、レポートや利用指標の改変などにより、以前のバージョンとの直接比較はできないものとなっています。 ただし、国連統計委員会(UNSC)が承認したSDG指標をできる限り活用して、スコア付けを行っており、参考になるポイントもあるかと思われます。 出典:SDG Index and Dashboards Report 2018. New York: Bertelsmann Stiftung and Sustainable Development Solutions Network (SDSN). P248より 日本は全体スコアが78.5で、下記のゴールに対する、スコア伸び悩んでいる状況です。 ・目