INSIGHTS· SUSTAINABILITY

負のインパクトを最小化すべきなのか?正のインパクトを最大化すべきなのか?

パレート原則とは、経済学の基礎でも学習する概念の一つです。負のインパクトを最小化すべきなのか?正のインパクトを最大化すべきなのか?という議論に置いて、SIAはビジネスを通じた社会課題の解決ということに力点をおいて、情報等を発信していきます。

負のインパクトを最小化すべきなのか?正のインパク
FIG. 01 / 負のインパクトを最小化すべきなのか?正のインパクPHOTOGRAPHY / ARCHIVE

正のインパクトと負のインパクトとパレート原則

サステナブル領域の活動を実施している際に、時に噛み合わない議論となる際のお話しについて。

清廉潔癖な小組織と、自由競争の大組織のどちらが社会を前進させるか?ということが今回のテーマです。

厳密にいうと、「正のインパクト」と「負のインパクト」とは何か?ということそのものが難しい問題ではあるのですが、今回は仮想的にパレート優位・劣位を「正のインパクト」「負のインパクト」として考えてみたいと思います。

パレート原則とは、経済学の基礎でも学習する概念の一つです。

・誰にとっても状況が改善する:パレート優位

・誰にとっても状況が悪化する:パレート劣位

現実世界では、誰にとってもという状況はそうそうないのですが、ある一定の条件を置いてというのは経済学に限らずよくある話です。

清廉潔癖の小組織・自由競争の大組織

・清廉潔癖の小企業は、ある特定の領域に10の正のインパクトを創出し、負のインパクトは創出しない

・自由競争の大企業は、ある特定の領域に100の正のインパクトを創出し、ある領域に10の負のインパクトを創出する

うまく調整された単純化した世界であれば、自由競争の大企業の方が社会を前進させます。要するに、よく企業の不祥事など負のインパクトの創出が発見された際に、(当然負のインパクトは最小化させるべきですが、、)清廉潔癖な小企業を目指すべきか問われると全体最適の観点からは、必ずしもそうとも言い難いという側面もあります。

むしろ、100の「正のインパクト」が創出されることに対して、「10の負のインパクト」が創出されることが問題というよりは、下図のように、特定の領域において「負のインパクト」が集中しやすい傾向にあるのではないか?という問題があります。

特定の領域は物凄いスピードで成長しているにも関わらず、他の領域にシワ寄せが集まってしまうというケースで、別の言い方をすると「社会課題」などとよばれることもあります。

ソーシャルイノベーション

特定の領域にシワ寄せがいっているという場合にも、様々な解決策が考え得ます。

・例えば、やはり清廉潔癖な組織を規制や、ルールなどを持って作り出すべきだ。

・または、シワ寄せがいっている領域があるのであれば、そこの解決を促進する組織を様々なインセンティブなどで応援すべきだ。

後者についてはソーシャルイノベーションなどと呼ばれたりもしますが、SIAはビジネスを通じた社会課題の解決ということに力点をおいて、情報等を発信していければと思います。

関連領域にご関心をお持ちの方は、お気軽にご連絡ください。

#ソーシャルイノベーション #CSV #ソーシャルイノベーションフォーラム #SDGs

#ソーシャルイノベーション#csv#ソーシャルイノベーションフォーラム#sdgs
CONTINUE / 次の一歩
FOR READERS OF THIS ESSAY

この記事の論点を、ご自身の組織に当てはめて進められない方へ。
2つの並走ルートをご用意しています。

ROUTE A / ON-DEMANDFROM ¥38,000 / MONTH

Saslaサスラ

定額制 / サステナビリティ専門家プラットフォーム

「翻訳」の最初の壁に、現役の専門家が定額で並走。チャットで日次、月次セッションで構造化。社内に持ち帰れる “翻訳レポート” まで一緒に作成します。

ESG開示
DISCLOSURE
Scope3 算定
GHG
人的資本
HUMAN CAPITAL
サプライチェーン
SUPPLY CHAIN
Saslaで定額相談する
ROUTE B / ONGOING3〜12 MONTH ENGAGEMENT

KI Strategy 伴走

個別契約 / ESG・サステナビリティ伴走支援

本稿の「4つの意」を組織の規律として実装するための個別支援。マテリアリティ更新、開示設計、社内浸透まで、編集主幹がプロジェクトを率いてご一緒します。

マテリアリティ
MATERIALITY
開示設計
DISCLOSURE
社内浸透
ENGAGEMENT
経営伴走
ADVISORY
30分の問診を予約する
まずは読み続けたい方へ ── 次の記事を、隔週金曜にメールでお届けします。SUBSCRIBE THE NEWSLETTER →
編集部
ABOUT THE AUTHOR

編集部

KI STRATEGY / 編集部

KI Strategy 編集部所属。ESG・サステナビリティを軸に、開示と意思決定を貫くロジックを編む。

SECTION 05 / NEWSLETTER

週末に届く、
経営の編集。

隔週金曜の朝、編集部が選んだ1本と、サステナビリティ業界動向の3行サマリーをお届けします。広告なし、退会はワンクリック。

既に 3,200+ 名のESG担当者が購読中NO ADS · UNSUBSCRIBE 1-CLICK
CONSULTATION

個別の論点で進められない方へ

30分の問診で、御社の論点を編集部が言語化します。 Saslaの定額相談、または KI Strategy の伴走支援へお繋ぎします。

30分の問診を予約する →
FOR ONGOING SUPPORT
KI Strategy 伴走
FOR ON-DEMAND Q&A
Sasla 定額相談