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中小企業M&Aに関わるBDD・ITDD・PMIについて~上場維持基準改定も含め~

  • 執筆者の写真: Social Impact Act
    Social Impact Act
  • 10月2日
  • 読了時間: 3分

企業の中長期の成長戦略の一つの手段として、M&Aという手法があります。 SIAの運営会社のKI Strategyでも、M&Aに関わる、BDD、ITDD、PMIの支援は創業以来数多く支援してきました。 自動車部品会社、半導体検査装置、抵抗器製造企業、スーパーマーケット、医療プラットフォーム、建設資材ビジネス、フランチャイズ、保険会社などなどなど、業種業界は多様です 日本証券取引所の上場維持基準の改定などの背景もありますが、自社で新規事業開発するのであればという時間を買う発想や、中計実現のための手段としてとらえる、また、そもそも1+1が2以上を見込める勝ちパターンを持っている企業など、M&Aと一言でいっても多様です M&Aといえば、経営戦略の一つとして、市民権を得てきているとはいえ、実際に経営陣でのM&Aの上手さは企業によって大分差があるという感覚があります

KI Strategy M&A

少し目線を変え、日本では、中小企業の生産性や、賃上げなどの問題が取りざたされていますが、M&Aについては、もちろん大企業同士のM&Aもありますが、件数ベースでいうと、圧倒的に中小企業のM&Aが多いわけです 中小企業の生産性や、賃上げの実現においても、M&Aは重要なトピックとなります M&Aは 買った会社、買われた会社が幸せになるパターンもあれば 買った会社もしくは、買われた会社だけが幸せになるパターン 買った会社、買われた会社双方が不幸になるパターンがあります M&Aを実施するのであれば、買った会社、買われた会社双方が幸せになるパターンを目指すわけですが、その確率を上げるために、重要になるのが、BDD、PMIとなります M&Aは企業の買収となり、そのインパクトや責任は大きく、上場企業であれば、ものすごいしっかりとした検討後実施されると思われるかと思いますが、特に中小企業のM&Aについては、規模が小さく、そもそもBDDも買い手の経営企画がさっとやって、買った後に、システムやビジネス展開に困ってしまうということもよくあります。。。 また、PMIについても、親会社からそのビジネスをあまり理解していない、もしくは、役職だけ高い方が参画され、全く前に進まないなどもよくあります。。。 もちろん経営企画や担当の方なども失敗しようとしているわけではなくても、そもそも上から言われたM&Aという言い訳や、経験・専門不足などの様々な要因で当初狙った結果にならないことはよくあるのがM&Aという領域です 勿論、外部の専門家を入れたとしても、特に大手の場合はその担当者次第で、結果が変わってしまうこともあります、ただ、あるあるの失敗は避けやすいので、特にあまりM&Aを実施したことない方は、セカンドオピニオン的にも外部人材を活用するのも一案です また、M&Aは買う側にしても、現場で生み出されたキャッシュフローは有意義に生かすべきでしょうし、買われる側の特に従業員などについても、その人生が変わってくることもある重要な経営意思決定となります 少しでも幸せなM&Aが増えために、BDD、PMIの重要性と、それは分かりつつも、パートナーがいないなどありましたら、お気軽に相談ください。

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