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資本主義はAI(人工知能)で加速するか、後退するのか?

  • 執筆者の写真: Social Impact Act
    Social Impact Act
  • 12 分前
  • 読了時間: 2分

昨今のAIの進展は目を見張るものがあります。


個別銘柄において、明日の上昇確率・下落確率なども、AIが簡単に算出してくれるようになりました。


もちろん、そうした情報をどのように判断するかは個人に委ねられるわけですが

(逆に、その判断までもすべてAIに委ねて、完全自動売買ツール自体をAIで作成することも容易になりました)



経済や、マーケットについては、古くはアダム・スミスの「神の見えざる手」ではないですが、完全情報の前提で、需要と供給で価格が決まるシンプルな前提の中で様々な理論が生まれてきました。


もちろん、現実世界は、完全情報ではないため、その歪み(例えば、本当はめちゃくちゃ儲かっている会社があるが、完全情報ではないため、投資家はそうした状況を把握できておらず、サプライズとして、決算を迎え、株価が急騰するなどが、現実世界では生まれるわけです)


これは、アナリストなどが、企業のすべてを詳細に把握することが難しいなどの、人間の限界性のようなものにも起因するものです


ただ、人工知能の発達によって、Deepリサーチ系の探索機能含め、該当企業について、リアルタイムで様々な情報の把握も可能になってきました。



ここで一つの問が生まれます


大多数が人工知能を活用し、完全情報となったマーケットにおいて、投資家はキャピタルゲインを獲得し続けることができるのか?




ひと昔前では、システムトレードは、マーケットの急変を招くといわれたことがありました、そのころのシステムトレードと、現在のAIはだいぶ変わってきてきます


今後、AIの進化により、資本主義やマーケットそのものがどのように変化するのか、こうした”そもそも”の問いが、各産業に生まれると考えると、怖いというよりは、ビジネス文脈に閉じれば少なくとも、とても面白い時代だともいえるなと、つぶやきのようなトピックとなります

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