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東洋経済「CSRランキング」とは?ランキングを上げるには?


第10回東洋経済CSRセミナー

「CSRデータの分析から見えてくる企業の本当の姿」開催

2017/03/30 (木)東洋経済新報社において、第10回東洋経済CSRセミナー「CSRデータの分析から見えてくる企業の本当の姿」が開催されました。

2017年で11回目となる最新の「東洋経済CSR企業ランキング」の上位企業の回答状況やその特徴を取り上げながら、非財務情報を評価するポイントなどをが紹介されました。

今回はその内容を抜粋して紹介します。

東洋経済「CSRランキング」とは

幅広いステークホルダーから「信頼される会社」をCSR(企業の社会的責任)の観点からもスコア化・ランキング化したものです。

特徴は下記となります。研究などに用いる際は留意点となります。

・全業種を同じ土俵で見ている

・全体像の把握に力を入れている

・基本的な取り組みを重視している

・数値で把握できる項目は積極的に取り入れている

※2017年時点

そうした特徴を元に、人材活用や環境、企業統治+社会性に関する質問300問、財務情報300問からランキング化されています。

ちなみに、2017年のランキングは、1位富士フイルムホールディングス、2位ブリヂストン、3位KDDI、金融機関1位SOMPOホールディングスとなっています。

具体的にどういった開示情報を見ているのか

【人材活用】:女性社員比率、離職者状況、残業時間・手当、平均給与、障害者雇用率、産休取得者、育児休業取得者、勤務形態の柔軟化、新卒入社者の定着度 など

【環境】:環境担当部署の有無、環境会計の公開状況、ISOなどの取得体制、取得率、原材料のグリーン調達、水問題の認識、環境ビジネスへの取り組み、生物多様性への取り組み など

【企業統治】:中長期的な企業価値向上の基礎となる経営理念、ステークホルダーエンゲージメント、CSR担当部署、役員の有無、内部監査部門の有無、内部統制の評価、情報セキュリティー BCP など

【社会性】:社会貢献担当部署の有無、NPO・NGOとの連携、ESG情報の開示、SRIインデックス、ファンド、エコファンド等への組み入れ状況、国際交流や文化、芸術、スポーツ活動、CSR調達、ボランティア休暇 など

ランキングを上げるためには?

【ランキング上位企業の特徴】:

・業績が安定している

・CSRの主要テーマを網羅、意識している

・指標等の数値上昇に努力している

・幅広くCSR情報を開示している

【ランキングが上がらない企業の特徴】:

・調査票ごとに開示のばらつきがある(担当者による違い)

・回答できないと決めてけている

など

東洋経済新報社のCSR企業ランキングについては、様々な意見があるかと思います。

ただ、企業を判断するときの一つの見方として引き続き注目していきます。


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