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KPIは繋がっている必要があるという話

最終更新: 2月16日

KPIの設計について

CSRや最近その文脈でSDGsについても、KPIの設計において、下記のような対応をする企業が多くいます。

・有給取得率:〇〇% ・離職率:〇〇% ・二酸化炭素排出:〇〇トン削減

などなど

もちろん、企業毎に意図を持って実施している訳で、否定するつもりもないのですが、今回はKPIの設計についてです。

KPIは繋がっているか?

KPIの設計や評価において、重要な視点の一つは、KPIどうしがしっかりと繋がっているかという観点です。

例えば、人の体に喩えたとしても、胃だけがものすごくよくても、腸がだめなら死んでしまうでしょう。少なくとも健康な状況とはいえません。企業経営においても、一つ一つのKPIが定量的にどうか?という観点というよりは、それらがつながった時にどうか?という視点を持つことが重要です。

そういう意味では、ESGやCSRの評価などについて、アンケートで情報を集めて、項目ごとに切り出された情報を評価しているような会社もありますが、「評価のための評価」になっているケースもあり、企業経営の現場においては、そこにリソースをあまり割いても、効果は得にくいかと思います。

ソーシャルインパクトなどの文脈だけでなく、売上などについても、KPIがつながっているか?という観点は重要です。 割と、売上などの経済的効果については、繋がりを意識した、建設的なKPIの設計が出来ている場合が多いですが、CSR・ESGなどの文脈になると、出来ていないことも多く。 それは企業として、「断片的なKPI評価そのものには、意味がないとわかっているけど、意味がないことを評価しているところもあるから対応しておこう」程度になってしまっていては寂しいものです。

ソーシャルインパクトやSDGsを単に、社会的な責任としてでなく、企業経営の戦略として取り組む際のKPI設計においては、繋がりを意識してみることも重要です。

貴社のKPI設計などに参考にしてもらえれば幸いです。

※なお、別途、ブティックファームのKI Strategyにおいても、統合報告やサステナビリティー、イノベーションなど各種KPIの設定の支援を実施しています。ご関心をお持ちの方はお気軽にお問合せください。

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