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執筆者の写真Social Impact Act

プロジェクト化する世界と企業の存在意義

SIAの今井です。 別途経営しているKI Strategyも2021年には6期目(6月~)を迎えします。 小さいながら毎期増収増益で頑張ってきております。 SIAの読者がKI Strategyの経営自体に興味があるかは定かではないのですが、ソーシャルインパクトにも関連する話があるので、少しだけ。 弊社、SDGsやESGのコンサルはもちろんですが、コンサル支援に入ると、大抵、他の領域も支援できませんか?という形で、戦略的ではないのですが、業務領域が広がっています。 代表的なものをいうと下記です。 ・経営戦略、経営計画 ・クリエイティブ&イノベーション ・サステナビリティー ・リサーチ ・デジタルマーケティング、DX ・新規事業開発 ​・ビジネスデューデリジェンス など でです。そうなった時に、リソースが埋まっているので、受けられません!というのも非常にもったいない話ですので、有名ファーム出身者などを中心に、独立したフリーランスや、小さな会社を経営されている方、副業の方などとも積極的にコラボレーションしています。 https://www.kistrategy.co.jp/ki-con つまり、仕事はほとんど、「プロジェクト単位」で「最適な人材を提案」する形で運営しています。

こういう形で会社を運営していると、つくづく、会社という箱の必要性や、会社とは何か?ということを考えさせられます。 これは私見なので、そう思わないという人も多いかもしれませんが、 ・今後一層、終身雇用などは維持されなくなり、 ・所属(正社員、副業、フリーランスなど)に囚われない、 ・多様な働き方(時間、場所など)が推進され、 仕事はよりプロジェクト化していくんだろうなと思っています。 先日も有名企業(一部上場企業)の正社員の方が、コロナの影響で、雇用調整助成金を貰い、週1日休暇をもらっていて、会社奨励で、副業を探しているという話を聞きました。 これはコロナの影響が大きいでしょうが、終息後も働き方の多様化、プロジェクト化は進んでいくように思います。 仕事がプロジェクト化し、それに最適な人材が集まり、プロジェクトが終われば散らばっていく世界観において会社や企業の役割は何か? 一つは、プロジェクトなどの比較的短期間で完結するものではなく、いわゆる”ビジョン・ミッション”、”パーパス(存在意義)”などに共感するヒトが集まる箱なのかもしれないなと思っています。 そういう意味では、今まで以上に、社会に対してどのようなインパクトを及ぼす企業でありたいか?という問いに答える必要が、企業に求められているように感じます。 今回は、短いエッセー的なものですが、思いを巡らせたままに。

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