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マイクロファイナンス・カフェ〜ファイナンシャルインクルージョン、マラウイのビレッジバンクについて〜

最終更新: 2019年7月3日


マイクロファイナンスカフェ

2017年11月18日(土)、アジア学生文化協会にてマイクロファイナンス・カフェ7— マラウイのビレッジバンクについて—が開催されました。

講師は、砂原 遵平氏。

今回はその内容を抜粋して紹介します。


マラウイ〜ビレッジバンク〜

・マラウイ:人口約1800万人、一人当たりGNIは世界最下位の250ドル、電気普及率は11.9%の内陸国

・ビレッジバンク(Village Saving and Loan Association):毎週定例で開かれる集会で、金銭を貯蓄し、その後必要ある会員に対して、利息付きで融資し、緊急の際は保険金としての役割も担う

・ビレッジバンクはサブサハラアフリカを中心に途上国で普及。とりわけ公的金融機関を利用する事の困難な農村部の女性を中心に浸透

・インフォーマル金融で、一種のマイクロセービング

→インフォーマルであるため、マラウイの国としては、あまり認めたくないという背景も

・途上国においてはお金の”保存”がそもそも課題として存在している

→盗難、流出などのリスクも

・貯蓄原資

 ・農業収入+小規模事業:31%

 ・農業収入+夫の給与:31%

 ・農業収入のみ:28%

 ・給与:8%

 ・小遣い:2%

・貯蓄目的

 ・食糧

 ・化学肥料購入

 ※マラウイでは貯蓄の最大のインセンティブは肥料購入にあるのでは?という講師の見解

 ・事業投資

 ・学費

 ・家財

 ・その他

・ビジレッジバンクは社会的な場としても機能している、コミュニティー内では同一なユニフォームが支給される

→会員の結合意識と、綺麗な衣服による社会的評価を得る手段として機能

→コミュニティー内では、金庫の管理や、お金の計算など、役割分担がなされている

・マラウイにおいては、ビレッジバンクは農民の生活の安定や農業生産性向上に寄与している

今回は、マラウイにおいては、ビレッジバンクという試みを紹介しました。

引き続き、途上国の金融サービスなどについても紹介していきます。


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