社会的インパクトとブランドイメージについて、HBRに「「社会の理想と企業の成長を両立させるブランド戦略〜最適なアプローチを見出すフレームワーク〜」が掲載されました。社会課題とブランドイメージの統合は、戦略的な構想が求められます。
社会的インパクトとブランドイメージ
SIAの今井です。
今回はブランドイメージの話題について。
ハーバード・ビジネス・レビューの2018年1月号に、ジョージア大の教授メンバーによる「社会の理想と企業の成長を両立させるブランド戦略〜最適なアプローチを見出すフレームワーク〜」という論文が掲載されました。
近年の消費者は商品選択の際に、機能的なメリットだけでなく、社会的な問題に目を向けているかどうかを考える層が一定数いること。
また、論文では触れられていませんが、消費者の動向として、店頭で購入する前に、口コミやネットリサーチ後に購入する、慎重な消費者が増えてきていることも、企業がブランドに、社会の理想や課題の解決にもフォーカスを当てるインセンティブとなっています。
マッキンゼーの最新のレポートでも、サステナビリティ・プログラムを実施する理由について、「企業理念やミッションと合致するため」が最多で46%ですが、次いで「レピュテーションの維持・向上」が32%と、ブランドイメージの向上を意図し、取り組みを実施するのはスタンダートとなりつつあります。(複数回答可、世界2,711社のアンケート調査)
また、レポートで今回から新たに「投資家期待への対応」が項目に加えられたのは、昨今の特に長期投資機関やESG投資の関心の高まりも影響しているかと思います。
マッキンゼー「Sustainability’s deepening imprint」のデータを参照
ただし、闇雲な、社会課題とブランドイメージの統合は、思わぬ反感や怒りを招くこともあり、リスクマネジメントの観点からも、戦略的な構想が求められます。
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