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開発領域で活躍する米学者がノーベル経済学賞を受賞、RCTの普及と課題

最終更新: 2020年8月5日

スウェーデン王立科学アカデミーは10月14日、今年のノーベル経済学賞をマサチューセッツ工科大学(MIT)のエステル・デュフロ教授とアビジット・バナジー教授、ハーバード大学のマイケル・クレマー教授に授与すると発表しました。 ソーシャルインパクトや、途上国の開発領域では、既に慣れしんだ、 ランダム化比較試験(RCT) での実績が評価されたものです。 具体的には、「就学率向上に向けた低コストの施策(寄生虫駆除剤)」「学習支援において重点すべきターゲットの明確化」「低コストの就学率向上に向けた施策(親との情報共有)」などの成果を科学的評価に基づいて実施しています。 RCTについて知りたいという方は、下記の記事なども参考にしてみてください。 ・社会的インパクトの企業における価値の測定について SDGsやCSRを推進する上で注意点としての「擬似相関」について ソーシャルインパクトにおける”擬相関”と”因果関係”シンプソンパラドックスとは? RCTの画期的な点は、今まで、善意や感情で行われがちだった、開発支援の領域において、科学的な手法で評価するということです。 もちろん、課題がないわけではなく、そうした論点は下記などにも整理しています。 ・社会的インパクト測定におけるBefore AfterとWith Without、RCTと産業連関表について RCTは、もともと優れた手法ですが、ノーベル賞を受賞したことでの”箔”もつき、開発支援領域において、よりスタンダードな手法となっていく可能性が高いかもしれません。 今後の展開としては、いかに低コストで、RCTを実現できるか? そうした知見も多く蓄積されてきましたが、より汎用的なツールが求められているかもしれません。 RCT自体は、開発支援だけでなく、ビジネスにおいても適応可能な手法です。 エンゲージメント調査、インパクト評価、ブランドブランド施策調査、A/Bテストなども近しい考え方です。 そうした、プロジェクトの設計などが必要な方も、お気軽にお問合せもらえればと思います。

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