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執筆者の写真Social Impact Act

アフリカ金融の最先端、南アの社会的投資機関

更新日:2020年10月16日


目次

社会的投資の主要プレイヤー~アフリカ編~

・FSD Kenya:ケニア

・Fanist Capital:ケニア

【第3話】アフリカ金融の最先端、南アの社会的投資機関 【本記事】

・GroFin:南アフリカ

GroFin:南アフリカ

今回は、南アフリカの社会的投資機関のGroFinについて紹介します。

GroFinは、2004年に南アフリカで設立されました。小さな事業や、ビジネスが発展途上国の社会的インパクトを生み出すという思いから、事業成長と金融に特化したサービスを提供しています。

2008年には「Best Initiative in Support of SME Development」、2010年には「World Business and Development Award」を受賞するなど、特に中小企業向けのソーシャルインパクト領域において、成果を収めています。


GroFinは、中小企業向けの金融サービスを提供しており、投資金額は、US$100,000 〜 US$1.5 millionの間で、投資期間としては、投資スキームにもよりますが、2~8年を想定した層に投資を行っています。

現在、全体として、US$ 500 million以上のファンドを組成し、7000近くのビジネスのサポートと、81件のスタートアップを設立し、合計6万人近い雇用を生み出しました。

GroFinの投資先企業(抜粋)

Hatlab ice cream:ナイジェリアのアイスクリーム屋さん、イタリアのアイスクリームを輸入するとともに、自分たちで出来ることは徹底的に内製化して、ナイジェリアの雇用を作っています。

・M.Line Petrol Station Ltd:ルワンダの女性経営者が運営する、ガソリンエンジンなど油関連事業を展開。

HYGEX:キッチンやハウスキーピングプロダクトなどを製造販売する、ヨルダンのグローバル海外。

今回は、南アフリカのソーシャルインパクト投資機関の、GroFinを紹介しました。引き続き、世界の社会的投資期間を紹介していきます。

参考URL

「GroFin ImpactReport」 2015http://media.wix.com/ugd/390a20_e026f39307a74ea39de36448df9c7f0c.pdf


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