Social Impact Act
2017年6月20日
最終更新: 2020年8月5日
2017年6月13日、国際文化会館にて、ランチタイム・レクチャーが開催されました。
今回の講師は、蟹江憲史氏 (慶應義塾大学大学院教授)でした。
Anthropoceneという単語をご存知でしょうか?日本語では「人類世」などと訳されるようです。どういうものか、日本語に翻訳された、動画がありますので、是非、ご覧になってみてはいかがでしょうか?
いわゆる、SDGsなどが注目される背景になっている世界の流れが、纏められています。
また、SDGsでは、日本においても、持続可能な開発目標(SDGs)推進本部会合(第3回)などが開催されるなど、官邸主導のアワードなども企画されているそうです。
海外では、ドイツでは独自のSDGsに関する指標の開発を進める動きや、フランスなどでも、いわゆるCSRを越えたSDGsに関する取り組みに対する補助金の企画、また、中国などでも、5カ年計画の実施に関する年次評価と2030アジェンダの実施評価を連動させるなどの企画も立ち上がっているようです(実現するとインパクトは大きそうです)。
いわゆる、こうした領域は今まで、「環境政策」として語られることが多かった一方で海外では、SDGsは環境政策ではなく、「経済政策」として認識されていると話されていました。
また、地方公共団体などにおける、SDGsの活用の動きが日本においても活発化してきているということでした。
SDGsの導入における重要なポイント
SDGsについて、重要なポイントとして、以下を挙げられています。
・全部やろうとしない、優先課題を考える(そうすると芋づる式に課題に影響を及ぼしている)
・目標からのバックキャスティング
・進捗を計る、そして比べる
など
SDGsについては、セミナー企業は「持続可能な開発目標(SDGs)」をいかに企業戦略に活用することができるのか?なども企画しています。
席に限りがありますが、タイミングがあいましたご参加を検討ください。
企業や団体のSDGsの取り組みについては、定点観測を行なっており、その一部をSDGs Insightで公開を行なっています。他社事例などに関心をお寄せの方もお気軽にお問い合わせください。