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アジアや発展途上国で活躍する社会的投資機関

最終更新: 10月16日


目次

社会的投資の主要プレイヤー~アジア編~ 【第1話】世界の主要な社会的インパクト投資機関の一覧 ・INPACT INVESTMENT EXCHANGE ASIA:シンガポール 【第2話】アジアを代表するソーシャルインパクト投資機関

・TECHNOSERVE:インド ・Social Enterprise Finance Australia (SEFA):オーストラリア ・Social Investors Club:香港 【第3話】アジアや発展途上国で活躍する社会的投資機関 【本記事】 ・intellecap:インド ・cKinetics:インド

intellecapインド

今回は、インドの社会的投資機関、intellecapをはじめに紹介します。

intellecapは、2002年に設立され、現在では、600人をこえる従業員を抱え、世界25カ国で活動しています。

事業領域は、「金融」「クリーンエナジー」「水」「農業」「ヘルスケア」「教育」の6つの領域にフォーカスしており、主にBPO(the Base of the Economic Pyramid)層向けにサービスを提供しています。

金融領域として成果が認められ、貧困層向けに金融サービス普及を目的とした、グローバルオンラインプラットフォームのThe Microfinance Gateway (MFG) に、intellcapはパートナーとしていち早く選出された企業としても有名です。

社会的インパクトを意図した、投資先企業の発掘を兼ねて、インドでは初のオンラインインキュベーションプラットフォームの「StartupWave」を運営し、社会的起業家の情報がintellcapに集まる仕組みを構築しています。

また、社会的企業やインパクト投資領域のアジア最大規模のフォーラムの「Sankalp Forum」を企画するなど、社会的事業領域の普及に向けた活動を幅広く展開しています。


cKinetics:インド

次に紹介するのが、インドの社会的投資機関のcKineticsです。

cKineticsは、2010年に設立された比較的新しい会社です。2005年、当時アメリカ大統領のビルクリントン氏が設立した、Clinton Global Initiativeの活動の一環として発足されました。

cKineticsはサステイナブル領域に力を入れており、特に「再利用・分散可能エネルギー」「スマートエネルギー・省エネ」「サステイナブル素材」の領域に力を入れています。

現在では、インド、スリランカ、バングラデシュ、アメリカ、ドイツ、直近では、トルコに活動の幅を広げており、H&M、GAP、LEVI'Sなどの大手アパレル会社からシェル石油、また国際金融公社のIFCなど幅広い業界に顧客がいます。

cKineticsは投資やインキュベーション事業の他にも、comMitという投資家や業者、営業などの情報とモニタリング用のweb・モバイルプラットフォームを提供していることでも有名です。

また、毎年発表されるSustainability Action Reportは国連のホームページでも紹介されるものとなっています。※1

※補足

2015年にノンバンクとして、インキュベーションを前提とした、長期間の貸付事業を専門として設立された社会的投資機関のcKers Finance – a Non-Banking Financial Company (NBFC)ですが、執筆時点(2016/11/15)では、ホームページは運用されていません。

参考URL

※1 https://www.unglobalcompact.org/participation/report/cop/create-and-submit/active/238721


#ソーシャルインパクト投資 #インド #マイクロファイナンス #開発経済 #ソーシャルファイナンス

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