SIAの今井です。
インパクト評価の連載の第八話です。
サステナビリティーや社会性を帯びた領域の効果をいかに測定し、マネジメントしていくか?
そのエッセンスとなる概念や手法などを色々と紹介してきました。
SIAの読者の方は、関連領域の知見を、少しずつ吸収頂いてるのではないかなと思います。
まだ、今までの回を見られていない方は下記もチェックしてくださいね!
・【第一話】企業の社会的インパクトを如何に測定し公開していくべきか?
・【第二話】社会的インパクト評価と実施するための重要概念
・【第三話】社会的インパクト測定における対象範囲と波及効果の論点は?
・【第四話】社会的インパクトマネジメントとリーンな評価
・【第五話】企業の取り組みの社会性の測定方法~With Without~
・【第六話】社会的インパクト測定における主要な考慮事項
・【第七話】インパクト評価に登場するRCTの意義と注意点
さて、前回は、RCT(ランダム化比較試験)について紹介しました。
実際に、ある程度のエビデンスを持って、社会的インパクトを説明しようとした際に、RCTの考え方は重要になります。
インパクト評価でなくても、例えば、WEBなどの領域でも、いわゆるABテストなどとも言われますが、実際に施策の効果があったかどうかを判定する際に、ランダムで訪れる訪問者について、どちらがコンバージョン率が高いかを、RCTなどの考え方をベースに測定することは普通に取り組まれることです。
いやいや、WEBなどはデータ取りやすくて、社会的インパクト領域と同列には語れないのでは?という疑問を持たれる方も多いかもしれません。
今回は、RCTのリーン性と、SROIについて紹介します。
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